宝飾品卸大手の東京貴宝がMBOで株式を非公開化することを発表した。政木喜仁社長が設立した新会社がTOBを行い、約70%の株式を買い付ける。買付代金は最大7億5617万円。東京貴宝はTOBに賛同しており、TOBが成立すればジャスダックへの上場が廃止となる見通し。買付期間は11月10日~12月22日。M&Aアドバイザーとしては、宝飾品市場の縮小に対応するための構造改革や世代交代に向けた資産管理の最適化が必要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。